2013/08/27 【牧師のデスクから】
「詩華集・聖書の女性たち(教文館)」が”日本キリスト詩人会創立20周年記念出版”として発売された。
19名の競作の中に、わたしも参加させて頂いた。
旧新約一人ずつの女性が、条件だったので、ラケルと無名の女(イエスの衣をうしろから触れた)を提出した。
教会図書に献本するので読んで頂きたい。
その一部を紹介させて頂くと。
・・・母が亡くなり
自分でも死を選んだが死に切れず
イエスのうしろに そーっと近づいた
「だれがわたしにさわったのか
群衆に紛れ込んで こそこそするな
わたしの前に立て
自分の身に起こったこと」を知る者は
コソ泥であってはならない・・・
終わりの解説には、「マルコ福音書に触発された詩である。
群衆の中に十二年間出血が止まらず全財産を使い果たした女性がいて、そっとイエスの服に触れた。
この詩の主人公は神学生のころ、この事を話し、自身の障がいのことも話した」と記されている。
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